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空から○○が降ってきた

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渇水であまり人が入ってなかったかもしれない上流部に入ってみる。
水量はこれまでの雨でようやく平水くらい。
こりゃ瀬はチビばっかりかも、と覚悟を決める。
が、そのチビが見に来て喰わない。
この時期のこの渓、圧倒的にアントに分がある。
だから最初っからアントを結んでいたのだけれど
あんまり反応が悪いのでカディスに変えてみる。
それにそこそこのサイズがいるとしたら岩魚だろうから
大きめのフライの方がいいかも、ということで。

フライを変えて最初のポイントで本日の1匹目。
やっぱりの岩魚、23センチ。

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今日はカディスの日らしい。
チビたちもさかんに喰ってくる。
よさげなポイントでは一応アントも投げてみたけど反応が悪い。
その後はカディスだけ、「チビが出ても合わさず作戦」で
この区間で釣り上げたのは岩魚ばかり7匹。
だいたい21〜24センチくらい。
アマゴは間違えてフッキングしてしまった15センチくらいの2匹。
それと脱走兵。
岩魚のつもりでやりとりしてるのにジャンプするんでビックラこいたじゃん。

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移動の途中、毎年いいサイズがいるポイントを覗いてみる。
ポイントに降りたとたんにそのちょっとした淵の真上からバキっという音とともに
何かが落っこちてきた。
バッシャーンっとど派手な音で着水したのは1メートルくらいの蛇。アオダイショウ?
いやぁ、肝潰しました。
フライ投げてる時に落っこちてきたら多分ほんの少しだけどちびったことでしょう。
しかし、これからは下ばっかりじゃなく上も見ないといけないのかね?
釣りにならんな。

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で、垂直登攀にチャレンジする蛇を15分ほど眺めてから移動。
(その前にその淵に一応投げてみたことは内緒だ)

アマゴのぼちぼちサイズ狙いでちょい下流に。
この日はそんなに早くに着いたわけではないのに
釣り人を見かけていないのでもしかしたら貸し切りだったかも。
誰もが入る超人気ポイントにも誰もいない。
で、1投目でアマゴ24センチ。

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その後チップしたりバラしたりして
限りなく9寸に近いであろう魚の垂直飛びバイトをとれなかったことで
こりゃフライがあってないかも、とようやくパターンを変えようとしたところで
なんだか急に暗〜くなって風もびゅうびゅう吹き始めた。
夕方から強い雨予報だし雷も聞こえた気がするし
帰れなくなったらいやだなぁと急激にテンションが下がってしまい
そそくさと片付けて帰路についたのでありました。












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この状態でおよそ5分。
いくらなんでも無理でしょ?登れんでしょ?と思ったんだけど

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凄いね。
ここからさらに5分ほどで完全に岩の上まで登ってしまった。

もう細い枝に乗るのはやめようね。
by udonfly | 2012-06-19 17:10 | 釣り
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